石柱の謎を解け (Vahtacen's Secret)

■Ayleid遺跡の探索

 先日の件もあり魔法使いギルドの仕事を続けるかどうか悩んだが、今回 Raminusから提示された仕事内容がAyleid遺跡の探索だったので引き受けることにした。Raminusも悪い事をしたと思っているのだろうか、今回はネクロマンサーがらみの仕事じゃないから安心してくれとか言っている。
 今回の仕事についての詳しい話は、遺跡調査計画のリーダーIrlav Jarolから聞いてくれということなので、さっそく彼から話を聞くことにした。

 ≪Quest - Vahtacen's Secret≫

 Irlav JarolはArch Mage's Towerにいるということだったが、Raminusとの話が終わると彼のほうからロビーへ降りてきた。白いローブを着ているので高位の魔術師なのだろう。
 Irlav Jarolに話を聞くと、いま調査しているAyleid遺跡はシェイディンハルの南部にある『Vahtacen』という遺跡で、すでにSkaleelという女魔術師が先行して調査をしているそうなのだが、なんらかの要因で調査が行き詰っているらしい。
 Irlavから遺跡の鍵(Vahracen Ruins Key)を受け取り、現地へ向かうことにした。

■Vahtacen遺跡

 Vahtacen遺跡はシェイディンハルの街の南を流れるThe Reed River沿いにある遺跡。入口部分は洞窟のようになっているが、少し進むと遺跡部分に出る。
 その遺跡部分の入口前にSkaleelはキャンプを張っていた。

 SkaleelからVahtacen遺跡調査の進展具合などを聞くと、石柱の仕掛けに苦慮していると言う。その石柱は魔法に反応して動く仕組みになっており、彼女はこれを鍵のようなものだと考えている。しかし、遺跡を荒らす侵入者対策だろうか、石柱に不適切な魔法を唱えると術者が傷つく仕組みにもなっている。
 何はともあれ、実際にその柱を見て、試してみないことには話にならない。Skaleelから石柱に呪文を唱える際の心得を教えられた後、遺跡の内部へと進んだ。

 遺跡の入口から少し進んだところに一人の男性がいた。彼は名をDenelといい、自分も調査隊のメンバーであると告げた。
 Denelから聞いた遺跡に関する話はSkaleelのそれとほぼ同じだったが、新たに壁に刻まれた碑文について話を聞くことが出来た。何か参考となる文献さえあれば碑文を解読し、謎を解くためのヒントを得られるかもしれないのに、と悔しがっている。
 ということは、本を探して持ってくればいいのだろうか。
 どのような内容の本が必要なのかとDenelに尋ねると、碑文を解読するために有用な文献をSkaleelが持っているかも知れないが、Skaleelは気難しいので、たとえ持っていたとしても貸してくれるかはわからないとのこと。

 駄目でもともと、Skaleelに本について尋ねてみると、これも人徳のなせる業だろうか、彼女は一冊の本(Ayleid Reference Text)をすんなり貸してくれた。頭には『Ayleidの碑文とそれらの翻訳』とある。

 Skaleelから借りてきた本をDenelに見せると、彼はSkaleelとはもう縁を切ると言い出した。まあ、気持ちは良くわかる。
 彼は碑文を読み上げてくれれば、この本を基に翻訳すると言っている。
 いよいよ石柱の謎解き開始だ。

■石柱の謎解き

 件の石柱は思っていたよりも太く、広間の中央にドンとそびえ立っている。また、広間の四隅にはDenelの言っていた石碑があり、その前にはそれぞれ光を失った赤いクリスタルがある。

 1枚目の石碑に刻まれた『av molag anyammis』という文章を読み上げると、Denelから『From Fire,Life』という答えが返って来た。ついでに日本語に翻訳してくれるとありがたいのだが、それは言わない約束だ。
 文章に Fire とあるので、石柱に向かってFireの呪文を唱えると、石柱が中央から割れて上下に少しだけ開いた。どうやら正解のようだ。
 これと同じ要領で残り3つの碑文が示す通りの呪文を唱えてやれば、石柱が完全に開くのだろう。

 2枚目の石碑に刻まれた文章は『av mafre nagaia』。Denelからは『たぶんFrostじゃね?』という答えが返って来た。なんともアバウトだ。
 言われた通り石柱に向かってFrostの呪文を唱えると、先ほどと同じように石柱が少しだけ開いた。

 3枚目の石碑に刻まれた文章は『magicka loria』。Denelからは『Magicka Shines』という答えが返って来た。他にもMagicka Darkeningがどうとか、Magicka Waxesがどうとか言っている。なんだかよくわからないので、先に4枚目の石碑に刻まれた文章『magicka sila』について聞くと、Denelからは『Magicka Darken』という答えが返って来た。
 「Magickaが輝く」と「Magickaが暗くなる」か。Magickaを増やす、Magickaを減らす、という意味だろうか。しかし、いま覚えている呪文の中にはその効果を持つものがない。
 仕方がないので、先ほどDenelがいた辺りに置かれていた箱から入手した魔法の巻物を使うことにした。
 まず『magicka loria』のほうは最大Magicka値を増加させる『Elevate Magicka』の巻物を使用し、『magicka sila』のほうはMagicka値にダメージを与える『Sever Magicka』の巻物を使用する。
 かくして石柱は完全に開き、遺跡の奥へと続く階段が現れた。

■Vahtacen Lorsel

 ここから先は、特に謎解き要素もなく、ごく普通の遺跡探索となった。
 遺跡のあちらこちらにいるGloom Wraithを倒しながら、落とし穴、跳ね床、大なたのトラップをかいくぐり、奥地へと進攻していく。

 やがて広間の中央に高台のある場所に出た。高台の上にはよくVarla Stoneに被さっている石製の籠が見えるが、その高台へ上るための階段が見当たらない。
 高台を迂回し、広間の奥にある階段を上ったところで柱にスイッチを発見。このスイッチを押すと高台へ上がるための階段が現れた。
 俺が高台へあがるのと同時にどこからか声が聞こえてくる。周囲を見渡すと3体のリッチに取り囲まれていた。だが、相手にするのも面倒なので、リッチは無視して高台の上を調べると、4本ある柱のひとつにスイッチを発見。このスイッチを押すと石製の籠が吊り上げられ、籠の下からAncient Elven Helmが現れた。

■報告

 遺跡の入口へ戻り、Skaleelに取ってきたAncient Elven Helmを見せると、彼女はとても驚き、興奮している様子。すぐにでもImperial Cityへ戻り、Irlavにこれを見せなさいと言っている。

 Arcane Unversityへ戻り、Irlav JarolにAncient Elven Helmを渡す。
 彼は「Good Job」と一言だけ言い残すと、兜を持ってさっさと自分の研究室に引っ込んでしまった。
 ・・・まあ訳す手間が省けるからいいんだけどね。

 ≪Quest - Vahtacen's Secret - Complete≫

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